今月6月8日から14日までの予定で、細田守監督と共に、アヌシー国際アニメーション映画祭へ参加をして参りました。

本映画祭は、1960年にカンヌ国際映画祭のアニメーション部門から独立したアニメーション専門の映画祭で、毎年6月にフランスのアヌシーで開催され、国際アニメーション映画協会（International Animated Film　Association ： ASIFA）公認の国際映画祭であり、アニメーション映画としては世界最大規模を誇る、伝統ある映画祭です。

また本年はカンヌ国際映画祭より独立後、50周年と言う栄えある年に、多種多彩な世界の映画の、また世界のアニメーションの中の価値観の１つとして、「サマーウォーズ」が、長編映画部門の公式コンペティション作品に選出された事は、とても光栄なことであり、またアヌシーと言う土地や人々から受けた感動を、また映画製作に活かし、これからも世界中の方々に楽しんで頂けるアニメーション作品を作って行ければと、本当に心に改めて誓った、素晴らしい体験をさせて頂きました。

加えて、マッドハウスからは、サマーウォーズの他に、アウト・オブ・コンペティションとして『マイマイ新子と千年の魔法』、『よなよなペンギン』、『REDLINE』も上映して頂きました。

この場を借りて、現地で大変お世話になりました、アヌシー国際アニメーション映画祭事務局の皆様方、KAZEのセドリック社長、オレリーさん、シルビーさん、通訳の高橋晶子さん。そして、劇場を超満員にして頂き、細田監督へ沢山の歓声とエールを送って頂いた本当に多くの観客の皆様方に改めて、御礼申し上げさせて頂ければと思います。本当に、本当にありがとうございました。
素晴らしい体験をさせて頂きました。

また、アヌシーの土地を訪れることが出来るよう、今後も精進して参ります。
ありがとうございました。

マッドハウス
サマーウォーズ・プロデューサー
齋藤優一郎