BACK
BACK
監督のまっすーが、制作現場についてお話するよ!
<戻る
第17回 アニメーターというおしごと その2
2018年8月12日

みんな、おはようこんばんは、こんにちは!?ぼくは、きょうもお昼寝したよ。ほんとにお昼寝は気持ちいいね!……え?「かんとくは寝てばっかりだな。ちゃんとはたらけ!」だって?ぼく、ますはら監督は寝るのももちろん大好きだけど、それ以上にアニメをつくるのも大好き!ちなみに、もうひとりの監督の「たに監督」は自転車のるのも大好きだよ!真冬でも山に自転車こいでいっちゃうし、部屋の中でも自転車をこいでるんだって!すごいよね!大好きなことがあるのは幸せだよね。おっこちゃんも、きっと春の屋や、お客さんによろこんでもらうことが大好きなんだね!

さてさて、今回も絵を描くことがだいすきなアニメーターさんのおはなしのつづきだよ!
ひとことで言えば「絵を描く人」のことなんだけど、アニメの動く絵ができるのまで、じつはいっぱいじゅんばんに別々のひとが分担して描いていくからね。わかりやすく絵を入れてせつめいしてみようかな!
まずはアニメーターさんが描くもとになる「キャラクター設定!」

「キャラクター設定」は「キャラクターデザイン」をもとにして描くんだ。アニメ専用の、みんなが描く元になる絵だね。キャラクターデザインしたひとがキャラクター設定も描くことがおおいんだ。「キャラクターデザイン」はそのキャラクターのみりょくがわかる絵を描くことが大事で、いきいきとした表情や、かっこいいポーズ、かわいいポーズをかくよ。そして一方、「キャラクター設定」はたくさん絵を描く原画さんたちがわかりやすいようにした設計図なんだ。なぜならアニメは「動く絵」だからね。……ずっとかっこいいポーズのまま動かなかったりするヒーローはいないよね?ふつうに歩いたり、ジャンプしたりするからね。場合によっては地面に座ったりもするかもしれないし、荷物を運ぶこともあるかもしれない。ヒロインのかわいい女の子だって、ずっとかわいいポーズのまま動かないことはないよね?ときにはころんじゃったり、いさましく敵に立ち向かうこともあるかもしれない。だから、原画さんたちが立体的にとらえやすいようにキャラクターデザインの絵を説明した設計図が「キャラクター設定」なんだね。いまのテレビアニメは、時間が限られているから実際にはその2つを兼ねるものを描いちゃう事がほとんどかな。なかなかこれを同時にこなすのは難しいんだけど、朝来(あさき)さんはすごくじょうずだから、すてきなかんじにまとめて描いてくれたよ!次回はキャラクター設定の絵をみながらお話しようかな。じゃあ、またねっ!

MADHOUSE
MADHOUSE