―― ご自身がやられている上月由香の印象はいかがですか。
椎名 私にとっては久し振りのアニメだったというのもありますし、自分の年齢に近い役を演じるのも初めての経験だったので、やらせていただけたことが凄くうれしかったんですね。大人の恋愛についても、演ったことがあまりなかったので、ちょっとドキドキしましたけれど、抵抗なくできました。(ラブシーンも)大人のラブストーリーだったら、普通にあることだと思うんです。そういうことが自然に出てくるというのが、この作品の魅力なのかな。これは見せ所だなと思って、役者としてがんばろうと思いましたね。それに、由香には共感できる部分も多いんです。
―― 共感できるのは、人柄についてですか。
椎名 女の中に眠る獣の部分というんですか。そういうのと喜怒哀楽って、リンクしていると思うんですよ。悲しみとか心の醜さ(本能)と、食人鬼になってしまうことが重なっているところに、共感を覚えました。そういう意味でも、由香をやっていてすごく楽しいです。
―― 作品の印象はいかがですか。
椎名 とっても魅力的だと思います。今までにない世界を見させていただいたなあ、という感じです。昔、自分が観ていたアニメの懐かしいテイストも、あるんじゃないかなと思います。毎回のテンポが凄く良いので、役者としてもノってできるんですよね。
―― 演じている上で心がけていることは?
椎名 とにかくできるだけ素直に俊彦に反応して、俊彦を愛する。感情の起伏の激しさをちゃんと表現できるようにがんばりたいな、と思っています。
―― 収録現場で印象的だったことはありますか。
椎名 内海さんが大葉(久太郎)を見て、ずっと「オバQだ、オバQだ」と言っていて、それ以来、大葉がオバQにしか見えなくなっちゃって(笑)。私、ツボに入ると笑いが止まらなくなっちゃうことがあるんですよ。木内さんがやってらっしゃる、俊彦とサルとの格闘シーンの演技とかも、凄くおかしくて(笑)。笑いが止まらなくて、こらえるのに必死でした。
―― ファンのみなさんに何か一言。
椎名 エッチなだけのアニメというわけではないので(笑)。それも見所ですけれども、ハラハラドキドキする、ラブストーリーを楽しんでいただければと思います。
―― 食人鬼の声もお演りですよね。やってみていかがですか?
椎名 楽しいです!
木内 ああいう声は、普段出せませんものね。
椎名 なかなか出せませんよね。
木内 家で練習とかしたんですか? 「ヴォー!」とか(笑)。
椎名 ちょっぴり練習しました(笑)。そんな食人鬼の由香も是非、聴いて下さい。