『ヴェルタの風』


	サイクルスポーツ8月号
	（今月はちょっとリニューアル！）

今月の対談
市川雅敏＆高坂希太郎


市川雅敏初めてヨーロッパのプロロードレーサーとして活躍した日本人レーサーの先駆者。現在はVitesse(ヴィテス)実業団チームの監督を始め全日本自転車競技連盟のコーチなど幅広く活動している。Jスカイのレース解説でもおなじみ。		高坂希太郎『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』作画監督、『マスターキートン』キャラデザインなど多数の作品を手がけるアニメーター。アニメ業界では有名な自転車好き。

ところで、対談もそこそこに暑気払い。市川さんのバイクショップ「Vitesse（ヴィテス）」から程近い、市川さんの奥様が行きつけの居酒屋さんで食事をしながらの対談？は快走!? すかさず『暑気払い』のビールを頼んだ高坂だが、市川さんは、オオット、オレンジジュース。飲む時は『良いものをグラス一杯だけ』、お酒は飲むが、ガブ飲みはしないという市川さん。ヨーロッパ仕込みか、はたまた、今尚、精神は現役のプロフェッショナルだからか。が、一気に、いつもＴＶで聞いている解説と同じ辛口コメントが炸裂。いつまでも聞いていたかった♥、高坂でした。「市川さんは、とっても気さくで、思っていたよりずっと素敵な方でした。」（高坂談）ということで本日はお開き。

さらに！！現在快調に制作中！アニメ制作日誌。主人公ペペのカラーイラストをちょっとだけ紹介。



	(C) 黒田硫黄/講談社/アンダルシアの夏製作委員会		(C) 黒田硫黄/講談社/アンダルシアの夏製作委員会

今回は高坂希太郎のたっての希望で、高坂憧れの「初めて世界に飛び出し成功をおさめた日本人レーサーの先駆者、市川雅敏さんとの対談が実現！
高坂もファンであり尊敬している市川さんだからこそ、聞きたかった疑問、「なぜ日本人は世界で勝てないのか？」を直球勝負!!
スポンサーもなしに渡欧、自力でヨーロッパを闘い抜いてきた市川さんだからこそ語ることの出来るその「理由」に、高坂も大納得。今回はトレーニング方法を中心に紹介。日本人のトレーニング方法とどこが違うの？詳しくはサイクルスポーツ8月号で。

一度、訪ねてみたかった市川さんのバイクショップVitesse（ヴィテス）で、憧れだった2ショット。
相当緊張している。場所が、ちょっとわかりづらいかも、で、地図はこちら

市川さんがジロ・デ・イタリアを完走した時の実車。乗ってみたい!!

高坂希太郎が語る、市川さんってこんな人だった！
市川さんが何故ヨーロッパの第一線で活躍でき成績が残せたのか、今回お会いして改めて判りました。
スタミナ＆バイタリティのみ為らず、物事に対する洞察力、意識の高さが並では無い！恐らくヨーロッパ人選手でさえ一目置いていたはずだ。人より２歩は先を行っている。そんな印象を受けました。
そしてもう一つ、市川さんが障害者によるワールドカップにタンデムのパイロット役として出場するとお聴きし、何でタンデム車を乗りこなすかをお伺いした所、「そうじゃないんです」と一言あってから「一緒に乗られる方はとにかく一生懸命だし、自転車に一人で乗って山を登ったりなんてしたくても出来ない。それが自分がパイロットをする事で可能になり、その人の喜びが自分にも伝わる。それが全てです。」と・・・
当たり前なのですが、まずパッション在りきなんです。
テクニックだスペックだとこだわる自分の小物ぶりが情けなくなったのであります。
それにしても、刺激的な一日でありました。（高坂）

ヨーロッパの自転車レースについて熱く語る市川さん。TVのレース解説でもおなじみのトークに大満足！

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